« 2015.03.12 | トップページ | 2015.03.22 »

2015年3月17日 (火)

2015.03.17

3月17日の作品


<作品>

「歩」という字は、足跡の形を組み合わせたものらしい。足を地に接して歩くことは、土地の霊に接する方法であったと白川静さんの著書に教わった。その「歩」を競う競技は、急ぐときは駆け出したくなる人間の本能を封印するように、ゴールをめざす▼競歩は19世紀の欧州で盛んになった。両足が同時に地面から離れてはならず、接地する前脚は真っすぐでなければならない。厳密なルールを守りながら、選手たちは速さを競う▼男子20キロのレースで、27歳の鈴木雄介選手が世界記録を塗り替えた。日本人としては、陸上五輪種目では女子マラソンの高橋尚子さん以来14年ぶり。男子に限れば、同じくマラソンの重松森雄さん以来、実に50年ぶりという快挙である▼マラソンや駅伝を意識してか、「テレビで全国中継されるようになってほしい」と本人は言う。「急激なペースの上げ下げとか、レースそのものが意外と面白いんですよ」。その通りだろうと思う▼不動産広告の「駅から歩いて○分」の表示には、1分に80メートルという公的な決まりがある。鈴木選手の記録は1分に260メートルを超える。無駄をそぎ落とした美しいフォームは、ほれぼれするようなスピード感だ▼手もとの辞書には見あたらないが、競歩と同音の「強歩」という語がある。学校などで長距離を、ときに夜通しで歩く行事をいい、「涙の完歩」を青春の記念碑にしている人もおいでだろう。歩くという動作、素朴ながら奥は深い。競歩への関心が広まればいい。


<感想>

陸上競技である競歩で、鈴木雄介選手が世界記録を塗り替えたことに対するコラムだけど・・・

何だか、天声人語子は競歩にはまったく興味がなさそうな感じだ。

鈴木選手のコメント「急激なペースの上げ下げとか、レースそのものが意外と面白いんですよ」に対して、「その通りだと思う」って、あまりにも冷たい気がする。

何か、もう少し話を盛り上げてあげてもいいのに、と思う。

『無駄をそぎ落とした美しいフォームは、ほれぼれするようなスピード感だ』と書いてはいるけど、ホントに競技を見たことあるのか?とさえ思う。


そして、最後の一文。

『競歩への関心が広まればいい』

この言い方は、完全に他人事だろう。

他に書きたいことが思い付かなかったのか、たまたま「世界記録達成」という記事を見て、適当に書いたコラム、という感じがありありだ。

興味がないのだったら、最初から書くなよ。

« 2015.03.12 | トップページ | 2015.03.22 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1510045/59296871

この記事へのトラックバック一覧です: 2015.03.17:

« 2015.03.12 | トップページ | 2015.03.22 »

フォト